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 米VeriChipは,米国北東部にある4カ所の病院に対して,皮下埋め込み用無線ICタグ(RFID)「VeriChip」による患者識別システム「VeriMed」を提供する。VeriChip社が米国時間9月1日に明らかにしたもの。4病院はボストンからワシントンにかけての地域にあり,8月に契約を結んだ。

 VeriChipは,人体への埋め込みを想定したRFID。米粒ほどの大きさで,電波を使って外部の装置と情報をやり取りできる。各VeriChipには16桁の識別番号が記録してある。専用スキャナでVeriChip内の識別番号を読み出し,インターネット経由でデータベースに照合すると,同RFIDを埋め込んだ人の医療情報などが取り出せる。米食品医薬品局(FDA)から医療行為に使う認可は既に取得済み(関連記事。)。

 4病院と契約したことで,合計9カ所の病院がVeriMedを導入することになった。同社は,2005年末までに20~25カ所の病院と契約したいとしている。

 同社によると,全世界ではVeriChipシステムの導入事例が4000件を超えたという。

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