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 米IBMと米Red Hatは,Linuxベース・ソリューションの開発と導入を支援する世界規模の取り組みを開始する。IBM社が米国時間9月16日に明らかにしたもの。ソフトウエア開発者が,IBM社のソフトウエアおよびハードウエア,またRed Hat社の「Red Hat Enterprise Linux(RHEL)」に対応したアプリケーションを迅速かつ効率的に開発できるように,その移植と認定を支援する。「中国,インド,ロシアや韓国などの新興市場でLinux導入を後押しするのが狙い」(同社)

 IBM社は,同社がアジア,北米,欧州など15カ所で運営するテスト・センター「IBM Innovation Centers」において,アプリケーションの開発や移植に必要なコンサルティングや技術的ノウハウを提供する。また,開発者向けオンライン・リソース「developerWorks」では,Linuxのスキル向上チュートリアルを新たに29本用意する。

 Red Hat社は,解説書が付属したRHELを独立系ソフトウエア・ベンダー(ISV)に提供するほか,Linux向けシステム管理プラットフォーム「Red Hat Network」にアクセスできるようにする。

 IBM社は,「Red Hat社と協力して,開発者がベンダー独自のOSに縛られない,標準ベースのソリューションをより簡単に構築できるようにする」と述べている。

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