米Macromediaは,米Cisco Systemsに開発プラットフォーム「Flash Platform」とプレゼンテーション作成・配信ツール「Breeze」のコンポーネントをライセンス供与することを米国時間9月20日に発表した。Cisco社は,同社の通信/カンファレンス製品にFlashベースのWeb会議機能を組み込む。

 Breezeは,Flash Playerを通じてWebコミュニケーション・ツールを提供。現在インターネットに接続しているおよそ6億台のデスクトップと携帯デバイスにインストールされている。ユーザーは,ソフトウエアをダウンロードしなくても標準的なWebブラウザからBreezeにアクセスできる。

 Cisco社は,Flashベースの機能を統合した最初の製品として,中小企業向け音声/Web会議ソリューション「Cisco MeetingPlace Express」を同月19日に発表している。同製品は,年内にリリースが予定されている。

 また,Macromedia社は同日,企業とサービス・プロバイダ向けにBreezeのWeb会議機能を米Avayaの音声会議ソリューション「Avaya Meeting Exchange」に統合することを発表している。同社は,Avaya社の「DeveloperConnection」プログラムのプレミア・メンバーとして,ビジネス通信アプリケーション,システム,サービスのプロバイダの認定を受けたことも明らかにしている。

 Avaya Meeting ExchangeにBreezeを統合したいと考えている企業とサービス・プロバイダ向けに「Macromedia Breeze Avaya Adapter」が9月中にリリースされる予定。同ソリューションにより,Breezeユーザーは,出席者に自動的にダイヤルアウトできるため,会議が始め易くなるという。

 この2つの提携に先立って,Macromedia社は,通信事業者による新サービス構築の支援を目的として米Hewlett-Packard(HP)との協力も9月6日に発表している。Flash PlatformとHP社のサービス配信プラットフォーム「HP Service Delivery Platform(SDP)」を統合して共同でマーケティング,販売を共同で行なう。HP社は,システム・インテグレーション・サービスを提供するとともに,Macromedia社のBreezeやWebアプリケーション構築ツール「Flex」などの再販も行なうことになっている。

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