米IBMが,中小企業(SMB)向けの新型エントリー・サーバー「IBM xSeries 100(x100)」「同206m(x206m)」「同306m(x306m)」を米国時間9月27日に発表した。

 x100は,従業員数50人までの小規模企業を対象とするモデル。在庫記録や電子メールといった業務データの保護や管理に使えるほか,ファイルおよびプリント・サーバーやWebサーバーに適している。デュアル・コア・プロセサの搭載も可能。

 x100よりも高い可用性と処理性能を求めるSMB顧客には,分散環境向けのx206mと,データ・センター/Webサーバー/ネットワーク・インフラ向けのx306mを用意する。いずれもサーバー・アーキテクチャ「Xtended Design Architecture(XDA)」を採用した。

 ハード・ディスク装置(HDD)や電源に障害が発生しても動作を止めない高可用性機能を備える。具体的には,「IBM ServeRAID 8e」によりOSに依存せずHDDの冗長化が可能で,稼働中でも交換できる。電源の多重化もオプションで対応する。サーバー管理仕様Intelligent Platform Management Interface(IPMI)に準拠し,ネットワーク経由で遠隔地から管理が行える。

 新型サーバー3モデルの対応OSは,Microsoft Small Business Server,Microsoft Server 2003,Red Hat Linux,Novell SUSE Linux。

 x100は同日受注を開始した。出荷は今週中に始める。米国における価格は599ドルから。x206mとx306mは10月中旬より利用可能とする。価格はx206mが699ドルから,x306mが1159ドルから。

 米メディアの報道(CNET News.com)によると,デュアル・コア版Pentium 4を搭載すると,各モデルの価格はx100が999ドル,x206mが1700ドル,x306mが1759ドルに上がるという。

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