PR

 米Cisco Systemsは米国時間9月30日に,ネットワーク・メモリー・チップ開発の米Nemo Systemsを買収することで両社が合意に達したと発表した。Cisco社は最大1250万ドルを現金で支払う。取引は,Cisco社の2006会計年度末(2005年10月期)に完了する予定。

 Cisco社は,Nemo社の技術を取得することで,自社スイッチング・プラットフォームおよびサービス用モジュールの拡充を図る。ユーザーはNemo社の技術を組み込んだCisco社製品により,高性能ネットワーキング・システムの全般的なコストを削減しつつ,ネットワーク・システムを拡張できる。

 Nemo社は,取引完了後に,Cisco社のData Center, Switching and Security Technology Group(DSSTG)部門に移管される。

◎関連記事
米Cisco,家電向けネットワーク技術のデンマークKiSSを買収
米Cisco Systems,VoIP技術の米Sipuraを約6800万ドルで買収
米Cisco,企業向け無線LANの米Airespaceを約4億5000万ドルで買収
米Intelと米Ciscoが企業向け無線LAN分野で提携強化,技術スイートを共同提供へ
「家庭内ネットワークを導入済みの米国成人は21%,導入予定者はわずか7%」,米調査
「無線LAN半導体の世界市場,2009年までの年平均成長率は21%」,米調査
「05年Q2世界無線LAN装置市場は7億3300万ドル規模,08年には年間41億ドルに」,米調査

[発表資料へ]