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 米Macromediaは,2006会計年度第2四半期(2005年7~9月期)の決算を米国時間10月24日に発表した。売上高は過去最高の1億2790万ドルで,前年同期の1億790万ドルと比べて18%増収した。GAAPベースの純利益は2030万ドル(希薄化後の1株あたりの利益は25セント)で,前年同期の1450万ドル(同20セント)と比べて41%増加した。

 非GAAPベースの純利益は,2490万ドル(希薄化後の1株当たり利益は30セント)。前年同期は1580万ドル(同22セント)だった。非GAAPベースの純利益には,米Adobe Systemsとの合併に関連する経費などは含まない。

 Macromedia社CEOのStephen Elop氏は「2005年7~9月期は,インターネット向けアプリケーションの開発,『Flash Platform』のモバイル対応,『Studio 8』の販売開始などで,素晴らしい成果を収めた」と述べた。

 また同社は,2006会計年度第3四半期(2005年10~12月期)の業績予測についても明らかにした。売上高は1億3000万~1億4000万ドルの範囲を見込む(ただし,合併に関する費用を除く)。

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