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 米Intelが,4ウエイ以上のサーバー向けの新型デュアル・コア・プロセサ製品系列「Dual-Core Intel Xeon processor 7000」(開発コード名は「Paxville MP」)を米国時間11月1日に発表した。「Dual-Core Intel Xeon processor 7040」(動作周波数3.0GHz),「同7041」(3.0GHz),「同7020」(2.66GHz),「同7030」(2.80GHz)の出荷を同日より始めた。

 同製品系列のプロセサは,当初2006年初頭に提供を開始する予定だったという。コアごとに独立したシステム・バス(FSB)を備え,クロック周波数はXeon 7041/7030が800MHz,Xeon 7040/7020が667MHz。2つあるコアそれぞれにレベル2キャッシュ・メモリーを内蔵しており,そのサイズはXeon 7040/7041が2Mバイト,Xeon 7020/7030が1Mバイト。マルチスレッド技術Hyper-Threading Technology(HT)のほか,DDR2メモリー,PCI Express,仮想化技術「Intel Virtualization Technology」に対応している。

 対応チップセットは既存の「Intel E8500」。Intel社は2006年の早い時期に,クロック周波数800MHzのデュアルFSBに対応した新型チップセットの出荷を計画している。

 新型プロセサの1000個ロット時の単価は以下の通り。

・Xeon 7040:3157ドル
・Xeon 7041:3157ドル
・Xeon 7020:1177ドル
・Xeon 7030:1980ドル

 Dual-Core Intel Xeon processor 7000製品系列のプロセサは,以下のメーカーが採用を表明している。米Dell,米Egenera,富士通と独Siemensの合弁子会社Fujitsu Siemens Computers,米Gateway,米Hewlett-Packard(HP),インドHCL Infosystems,米IBM,ロシアKraftway,中国Lang Chao,中国Lenovo,ドイツMAXDATA Computer,NEC,韓国Samsung Electronics,米Supermicro Computer,米Unisys,インドWipro Infotech。

 例えばIBM社は,4~32ウエイ・サーバー「xSeries 460」と4ウエイ・サーバー「xSeries 366」を11月中に利用可能とする。価格はx460が2万999ドルから,x366が9999ドルから。

 Intel社は今後のXeonプロセサの提供計画も明らかにした。主な内容は以下の通り。

・2006年後半:
 65nm版デュアルコアXeonプロセサ「Tulsa」(開発コード名)。4ウエイ以上のサーバー向け。16Mバイトの共有レベル3キャッシュ・メモリーを内蔵。Xeon 7000製品系列と互換性がある。2005年末までに評価版の提供を開始する

・2007年:
 サーバー向け新プラットフォーム「Caneland」(開発コード名)。クアッド・コア・プロセサ「Tigerton」(同)で構成する

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[発表資料(Intel社)]
[発表資料(IBM社)]