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 米Microsoftは,オンライン・ファイル同期サービスを手がける米FolderShareを買収した。Microsoft社が米国時間11月3日に発表したもの。買収金額など詳しい取引条件は明らかにしていない。

 FolderShare社は,米ByteTaxiが2002年に設立した企業。Webブラウザ経由で利用できるファイル共有サービスを提供している。共有する情報は複数の機器からアクセスでき,大きなサイズのファイルを電子メールで送ったり,CD-RやDVDメディアに焼いて郵送したりする手間が省けるという。

 Microsoft社MSNコミュニケーション・サービス&メンバー・プラットフォーム・グループ担当副社長のBlake Irving氏は「この買収により,(インターネット・ベースのソフトウエア・サービスである)『Windows Live』にファイル同期技術を組み込める」と述べる。「FolderShare社の技術を利用すると,いつどこからでも複数の機器から自分の情報にアクセス可能となり,情報アクセス全体の操作性を統一できる」(同氏)

 FolderShare社は買収後も同社のWebサイトでファイル同期サービスの提供を続ける。

 米メディアの報道(InfoWorld)によると,FolderShare社はこれまで無償の基本サービスと,接続可能な機器数と同期可能なファイル数が多い年額50ドルのサービスを用意していた。Microsoft社では料金を上げてファイル数無制限,最大容量2Gバイトのサービスとして提供していくという。

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