人材派遣会社の米Yohは,2005年第3四半期における技術専門職の賃金に関する調査結果を米国時間11月3日に発表した。それによると,2005年第3四半期の賃金は全体的にみて前年同期を上回ったという。月別でみると,7月は前年同月比2.7%増,8月は同1.1%増,9月は同0.4%減となった。

 調査では,航空,エンジニアリング,IT,製造,化学,通信分野などの企業1000社以上にYoh社が派遣している労働者5000人の実際の賃金をベースに,雇用賃金指数「Index of Technology Wages」を算出。2001年1月を100とする同指数に対して,2005年9月末時点の指数は104.80だった。

 Yoh社Strategy and Marketing担当バイス・プレジデントのJim Lanzalotto氏は「2つの大きなハリケーンの襲来,夏の停滞期間,歴史上かつてない燃料価格の高騰の後で,2005年第3四半期の賃金が全体的に向上したことは,技術分野の従業員と報酬にとって,たいへん明るい兆しだ」と述る。

 2005年第3四半期で需要の高かった主な技術専門職とその平均時給は以下の通り(Yoh社の雇用賃金指数をもとに算出)。

・アプリケーション開発 - $51.15
・C#.Net - $50.07
・C/C++ - $46.41
・Ciscoエンジニア - $48.99
・臨床データ担当マネージャ - $43.79
・臨床開発担当者 - $37.79
・データベース・アーキテクト - $60.53
・組み込みシステム開発者 - $57.67
・Java開発者 - $53.38
・Oracleデータベース管理者 - $54.73
・プロセス・エンジニア - $36.75
・SQLデータベース管理者 - $45.56

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