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 米Microsoftは米国時間11月9日に,同日開催した株主総会の結果について報告した。株主総会では,10人の取締役を選出したほか,同社会長兼チーフ・ソフトウエア・アーキテクトのBill Gates氏が今後のソフトウエア開発の構想などについて語った。

 Gates氏は,リリース予定の「Windows Vista」「Xbox 360」の新機能について説明。また,同社CEOのSteve Ballmer氏は,先日発表したインターネット・ベースのソフトウエア・サービス「Windows Live」と「Office Live」を取り上げ,引き続き革新的技術開発に投資して同社の成長と製品拡充に取り組むと述べた。

 米メディアの報道(TechWeb)によると,Ballmer氏は「Office LiveとWindows Liveの将来版では,Webとデスクトップ間で違和感なく自然な使い勝手になる」と語った。

 オンライン・サービス分野への注力にともない,同社が大きな局面を迎えていることは流出した内部メモからも伺える。これは同社CTOのRay Ozzie氏とGates氏がそれぞれ10月28日と30日に幹部などにあてて送ったもので,米CNET News.comが11月9日に全文を掲載している(Ozzie氏のメモGates氏のメモ)。

 Gates氏は,広告がソフトウエア作成と配信のための大きな資金源になりつつあることや,サービスがソリューション提供の特性とコストを劇的に変えるであろうことに言及。「これからやってくる『サービスの波』は破壊的なエネルギーを持っており,この機会(波)を利用して当社に挑戦する競合社がある」と記述している。またOzzie氏は,注目すべきライバルとして米Google,米Skype,米Yahoo!を挙げている。「当社は検索サービスの重要性を認識していた。しかし,Google社が非常に強力な地位を獲得した」(Ozzie氏)。ただし「誇張ともいえる現在の扱いを考えると,Google社の多数の取り組みのうち,どれが当社を脅かすほどに成長するか不明である」と付け加えている。

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