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 英Analysysは,米国のモバイル市場に関する調査結果を現地時間11月9日に発表した。それによれば,2004年の米国における無線メッセージングからの売上高は106%増加しており,今後5年間は大きく成長することが予想されるという。

 2004年における米国のモバイル・サービス総売上高で,無線データの占める割り合いは4.8%だった。西欧では,この割り合いが15.9%,日本では22%だった。これは,米国のサービス加入者は,テキスト・メッセージやその他のメッセージング・サービスの利用頻度が低いためだという。

 しかし,同社によれば,通信事業者の対応によりこの傾向が変わりつつあるという。米国の通信事業者は,メッセージングの相互運用性に取り組むだけでなく,さまざまな種類のメッセージング・サービスをバンドルしたサービスの提供を始めている。2004年には米国の平均的な加入者によるテキスト・メッセージングの利用が50%増加しているという。同社は,2008年までに無線メッセージからの売上高が,モバイル・サービスから総売上高の10%(164億ドル)に達すると予測している。

 同レポートの作者であるAlex Zadvorny氏は,「サービス加入者は,月額定額料金のバンドル・サービスを契約することにより,テキスト/インスタント/写真/ビデオ・メッセージを組み合わせて送信できるようになった。たとえば,米T-Mobile USAでは,月額4.99ドル,9.99ドル,14.99ドルでそれぞれ400件,1000件,無制限でメッセージの送受信ができるバンドル・サービスを提供している」と説明している。同氏は,「このようなバンドル・サービスには,メッセージングの利用と売上高を大幅に伸ばす可能性がある」とコメントしている。

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