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 米IBMは,データベース管理システム(DBMS)「DB2」の次版「Viper」(開発コード名)について,ベータ版の公開試験を開始した。IBM社が米国時間11月16日に明らかにしたもの。公開ベータ・プログラムへの参加は,同社のWebサイトから申し込める。最終版は2006年に利用可能になる予定。

 Viperは,ネイティブなXMLデータ管理とリレーショナル・データ機能を兼ね備える「業界初のデータベース」(同社)。XMLデータと従来のリレーショナル・データとを連携させて管理する際に,XMLデータを別のフォーマットに変換したり,大きなデータベース用オブジェクトに格納したりする必要がない。このため,データベース管理コストを削減でき,両形式のデータを扱うアプリケーションの開発にかかる手間と期間を減らせるという。

 さらに,「Viperを3種類ある一般的なデータベース・パーティショニング手法のすべてを同時に適用可能な初めてのデータベースにする」(IBM)という。XMLデータに対する検索などを行う問い合わせ言語XML Query(XQuery)にも対応しており,標準的なSQLと組み合わせて使用できる。

 またIBM社は同日,Viperで「Zend Core for IBM」を利用可能とし,イスラエルZend TechnologiesのPHP向け環境との連携を実現する計画も発表した。

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