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 米Sun Microsystemsは米国時間11月16日に,アプリケーション開発ツールの最新版「Sun Studio 11」を発表した。開発者向けに無償で提供する。グラフィカルなデバッガとパフォーマンス解析ツールを備えており,「極めて複雑なC,C++,Fortranプログラミングの開発プロセスを簡素化する」(同社)。

 Sun Studio 11のコンパイラは,マルチコアおよびマルチスレッド・システム向けの32/64ビット・アプリケーション開発に最適化しているという。「『CoolThreads』技術を採用した新型プロセサ『UltraSPARC T1』搭載システムや,『Solaris 10 OS』を走らせた『Sun Fire』系列のx64サーバーなどのアプリケーション開発で威力を発揮する」という。ソフトウエア部門執行バイス・プレジデントのJohn Loiacono氏は,「当社は,マルチコアおよびマルチスレッド・システムを率先して市場に投入するだけでなく,さらに一歩進んで,それらシステムの性能を最大限に引き出すための開発ツールを提供する」と述べた。
 Sun Studio 11は英語版が同社Webサイトからダウンロード可能。ほかの言語に対応したバージョンは,60日以内に利用可能なる予定。なお,Sun社はSun Studio 11を「Java Enterprise System」と「Solaris OS」に追加する予定だ。

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