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 米IBMは,アプリケーション・リソースのマッピングを手がける未公開会社の米Collationを買収した。同社が米国時間11月16日に発表した。買収金額は明らかにされていない。

 Collation社のソフトウエアは,サーバー,アプリケーション,データベースといったITリソースに関する情報を自動的に取得してマップ上に表示する。ITスタッフは,セキュリティ・パッチが引き金となる予期せぬ問題の連鎖反応など,IT環境に加える変更の影響を把握しやすくなる。また,問題発見と修正にかかる時間の短縮にもつながるという。

 「Collation社のソフトウエアにより,企業は異なる変更シナリオをビジュアル化できるため,問題が発生する前に影響を分析できるようになる」(IBM社Tivoli Softwareジェネラル・マネージャのAl Zollar氏)

 IBM社は,今回の買収を通じてITサービス管理ソフトのポートフォリオ強化と企業によるインフラ管理の自動化と簡素化の支援を狙う。同社は,複数のデータベースに分散したIT情報を連携させる仮想データベース「IBM Tivoli Change and Configuration Management Database(CCMDB)」にCollation社の技術を導入する計画を明らかにしている。

 Collation社は,同年IBM社がソフトウエア事業向けに買収した9社目の企業となる。

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