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 XML関連の標準化団体Organization for the Advancement of Structured Information Standards(OASIS)のメンバーは,XMLエンティティと外部識別子のマッピングに関する仕様「XML Catalogs version 1.1」をOASIS標準(OASIS Standard)として承認した。OASISが米国時間11月29日に明らかにしたもの。

 XMLデータの解釈時には,リソースやWeb上の外部ファイルを特定するためエンティティ解決と呼ばれる処理を実行する。この際,システム識別子などのラベリング情報を,外部ファイルの実存する場所にマッピングする必要がある。こうしたマッピング用の情報を記述するデータをXMLカタログと呼び,XML Catalogs仕様で規定した。「同仕様により,ファイルや画像,スタイルシート,スキーマなどのWebリソースを参照し,ほかのリソースにマッピングできる」(OASIS)

 米Sun MicrosystemsのLauren Wood氏(同氏はOASIS Entity Resolution Technical Committeeの議長を務めた)は,「XML CatalogsはXML処理において重要な役割を担っている」と述べる。「確定した仕様であり,既に広く実装されている」(同氏)

 同仕様の策定には,Debian Project,米PTC(米Arbortext),Sun社などが協力した。

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