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 米BEA Systemsは中国で現地時間12月7日に,ポータル製品のロードマップについて明らかにした。今後2年間で,「WebLogic Portal」と「AquaLogic Interaction」の統合を図り,両ブランドの将来版で利用可能な共通のポータル・インフラ・サービス,アプリケーション・サービス,ツールを提供していく。「サービス指向アーキテクチャ(SOA)導入支援の一環として進める」(同社)という。

 AquaLogic Interactionは,同社が8月に買収した米Plumtree Softwareの企業ポータル構築ソフトウエア。クロスプラットフォーム対応ポータルとWebアプリケーションの統合およびインタフェース開発を簡素化する。一方,WebLogic Portalは,Javaアプリケーションの運用と管理を支援する。この2つをまとめることで,「クロスプラットフォーム環境で一貫したユーザー体験とビジネス・インタラクションを実現する」。

 両製品の統合は,大きく3段階に分けて進行する。2006年前半の第1フェーズでは「相互操作性」に焦点を当て,ポートレットなどのページ・エレメントを共有化する。

 2006年後半の第2フェースでは,多数の機能をコンポーネント化し,共通のサービス・セットを構成する。ポータル・インフラ・サービスのほか,コラボレーションや検索,使用分析といった活用サービス,コミュニティ作成やコンテンツ収集などの高度ポータル・サービス,開発および企業ユーザー・ツールなどを用意する。

 第3フェーズは,共通のポータル・インフラ・コンポーネントおよびサービスを単一の管理環境に対応させ,Webを介した幅広いユーザー体験を提供する。Windows,商用版UNIX,LinuxなどのOSや,Microsoft .NET,IBM WebSphere,Tomcat,J2EEアプリケーション・サーバー,WebLogic Serverなどで利用可能になる。最終成果となる統合ポータル・インフラ・サービスは2007年にリリースする予定。

 また同社は,WebLogic PortalとAquaLogic Interactionを相互接続する「Aqualogic User Interaction」に,アプリケーション・サービスおよびコンポジット・エンジン「Runner」,コラボレーション・ツール「Holland」,情報検出およびナレッジ管理システム「Graffiti」を追加することを発表した。2006年後半にリリースする。

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