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 米SunnComm Technologiesは,米SONY BMG Music Entertainment(SONY BMG)のCD上に見つかった同社のコンテンツ保護ソフトウエア「MediaMax Version 5」のぜい弱性に対応するアップデートを発表した。米国の非営利団体Electronic Frontier Foundation(EFF:電子フロンティア財団)とSONY BMGが米国時間12月6日に明らかにした。このぜい弱性は,EFFの依頼で調査したiSEC Partnersが発見した。

 今回見つかったMediaMaxのセキュリティ問題は,ユーザーのWindowsマシン上に同ソフトウエアがファイルやフォルダを作成し,悪意を持つ第三者が低い権限からでもパソコンを乗っ取ることができるというもの。EFFの弁護士Kurt Opsahl氏は,「セキュリティ問題の指摘に対し,SONY BMG社が迅速かつ責任を持って対応したことをうれしく思う。消費者は早急に自分のコンピュータを保護する手段を講じるべきである」と述べている。

 SONY BMG社のGlobal Digital Business担当社長のThomas Hesse氏は,アップデートと告知キャンペーンにより,市場で販売されたMediaMax Version 5を搭載したCDの問題に消費者が適切に対処できるとする考えを明らかにしている。セキュリティ企業である米NGS SoftwareのディレクタであるRobert Horton氏も,ソフトウエアのアップデートを適応することにより,この問題は修正できると評価している。

 今回見つかったSONY BMG社のCDにおけるぜい弱性は,11月に報告された英First 4 Internetの「XCP」を搭載したCDとは別のもの。SONY BMG社は,該当CDのリストも公開している。SONY BMG社は,このぜい弱性とアップデートについて,インターネット・ベースの広告キャンペーンとMediaMaxプレーヤのバナー機能を使って告知する。アップデートは,主要ソフトウエアとインターネット・セキュリティ企業からも提供される。

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