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 米Microsoftと米MCIは米国時間12月13日に,インターネット・メッセージング(IM)を使ったVoIPサービスの提供に関する提携を発表した。Microsoft社の次期版IMアプリケーション「Windows Live Messenger」から,パソコン間だけでなく,携帯および固定電話とも通話できるようにする。

 Windows Live Messengerと高度なVoIP機能,MCI社の世界規模のネットワークを組み合わせ,「MCI Web Calling for Windows Live Call」サービスを展開する。同サービスは,Windows Live Messengerの限定ベータ版の一部として,米国でテストを行う。数週間のうちに,フランス,ドイツ,スペイン,英国に拡大する予定。

 MCI Web Calling for Windows Live Callでは,220カ国以上でパソコンから電話への発信が可能になるという。ベータ期間中の利用料は,米国,カナダ,英国,西欧への通話が1分当たり0.023ドルから。最終的な料金体系は,2006年の正式開始時に決定する。

 MCI Web Calling for Windows Live Callの加入登録は,Windows Live Messengerから行える。MCI社が顧客登録管理,顧客アカウント管理,顧客サポート,請求書発行などを担当する。加入者には最大1時間の無料通話を提供する。また,同サービス用の5ドル,10ドル,25ドルのプリペイド・カードを販売する。

 ちなみに米Yahoo!も,IPテレフォニの米Dialpad Communicationsを6月に買収し,IMサービス「Yahoo! Messenger」にパソコン-電話間通話の機能追加を計画している(関連記事)。

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