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 米IBMは米国時間12月13日,ベンチャ・キャピタルと新興企業を支援するライセンス・プログラム「IBM Ventures in Collaboration」を発表した。IBM社の4万件以上の特許を簡便に利用できるクロス・ライセンスを提供する。「短期間に革新的なソリューションを開発できるように支援する」(同社)

 同プログラムのクロス・ライセンスは,年間収益が1000万ドル以下の設立間もない新興企業に向けたものと,収益が1000万ドル以上でベンチャ・キャピタルから資金提供を受けている企業向けのものを用意する。米メディア(CNET News.com)によると,前者は契約金額が2万5000ドルの3年契約。後者は,市場投入を予定している製品の売上高からロイヤリティ1%を徴収する5年契約となる。

 両ライセンスとも,「契約締結のための交渉が短期間ですみ,急成長する新興企業の成長サイクルに則しているのが特徴」とIBM社は説明する。

 「当社の狙いは,若い企業に革新のチャンスを提供すること。ベンチャ投資会社の支援を得ている新興企業は当社の特許を利用して,市場で成功するための新製品を迅速に開発できるだろう」(IBM社副社長兼Venture Capitalグループ担当マネージング・ディレクタのClaudia Fan Munce氏)

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