米Cisco Systemsが,アプリケーション高速化につながる製品とサービスを一括提供するソリューション「Cisco Network Application Performance Analysis(NAPA)」を,米国時間12月13日に発表した。一部の製品とサポート・サービスを除き,既に利用可能となっている。残りのメニューは2006年3月に提供を開始する予定。
同ソリューションは,アプリケーション動作に関する要件やネットワーク上の問題を監視/予測する管理ツールと,問題解決に取り組むサポート・サービスで構成する。計画立案から設計,運用,最適化まで,ネットワーク管理のあらゆる段階をカバーしているという。
Cisco社は,「管理者はネットワークの動作状況をよく見通せるようになり,アプリケーション配信が確実化する」と述べる。「重要な業務アプリケーションを使用するにあたり,ネットワークを効率よく運用できる。優先度の高いアプリケーションで生じた性能面の問題に素早く対処するとともに,ネットワークに対する要件の変化にあらかじめ備えられる」(同社)
◎関連記事
■米Cisco,企業ネットワーク向けのアプリ配信高速化技術を発表
■「世界の企業向け通信/データ通信機器市場,2008年までに39%成長」,米Infonetics Research
■「05年Q1のサービス・プロバイダ向けルーター/スイッチ市場,IPルーターが好調」,米調査
■「04年Q4企業向けルーター世界市場,前期比2%減収だが出荷台数は8%増」,米調査
■「欧州の停滞する通信業界でIP VPN市場は成長」,米Frost&Sullivan
■「2004年Q2の企業向けルーター世界市場,売上高は前期比10%減」,米調査
■「サービス・プロバイダ向けルーター/スイッチ世界市場は2007年に85億ドル規模」,米調査
■「企業向けルーター市場,評価が高いベンダーは米Cisco」,米調査
[発表資料へ]