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 米Seagate Technologyと米Maxtorは,Seagate社によるMaxtor社の買収について最終合意に達した。両社が米国時間12月21日に明らかにしたもの。買収はすべて株式交換で実施する。買収金額は約19億ドルで,2006年後半に手続きが完了する見込み。

 Seagate社は,Maxtor社の株式1株をSeagate社の普通株式0.37株と交換する。これにより,合併会社の株式は,現Seagate社株主が約84%,現Maxtor社株主が約16%保有することになる。両社の役員会は全会一致で買収に賛成しており,今後株主の承認と規制当局の許可を受ける。

 合併による効果で,両社は最初の1年間に約3億ドルの営業経費を節減できると予測する。1株当たり利益は少なくとも10~20%増えるとみる。「過去のハード・ディスク装置メーカー同士の合併事例から,売上高は減少するだろう。この減少分も予測値に組み込んである」(両社)。

 米メディア(CNET News.com)では,12月20日の終値ベースで換算すると,Maxtor社の株主は株式交換により60%のプレミアを受け取ることになると報じている。この合併の意味については,Seagate社が製品構成のすき間を埋めるというものではなく,製造施設を活用してハード・ディスク装置を低コストで生産することが狙いなどと分析している。

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