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 米3Com,米Intel,パイオニア,韓国Samsung Electronics,米Sun Microsystemsなど18の企業と組織が,Ethernet関連の業界団体「Ethernet Alliance」を設立した。Ethernet Allianceが米国時間1月10日に明らかにしたもの。同団体は「すべてのIEEE802を対象に活動する」としている。

 Ethernet Alliance会長のBrad Booth氏は「Ethernetが誕生して25年以上たつというのに,さまざまなIEEE802 Ethernet標準の開発作業を代表し,業界全体をまとめる単一の“声”はこれまで存在しなかった」と述べる。Ethernet対応システムの製造/サポート/設計にかかわる企業が短期的な組織を作ったことはあるものの,特定の技術や市場に的を絞った活動だったという。

 こうした状況を変えるため,Ethernet Allianceは単一のIEEE802 Ethernet技術に取り組むのではなく,長期的な活動を展開する。活動内容として,以下の3項目を挙げる。

・新しいEthernet市場および技術の普及促進と製品化の加速

・新しいEthernet技術の開発に向けた支援

・多様なアプリケーションの選択/導入を目的としたEthernetユーザーに対する啓もう

 2006年は,Ethernet技術の実現/普及支援,相互接続性のデモンストレーション,啓もうという3つのテーマを中心に活動を展開する。具体的には,100GビットEthernetへの支援,10GBASE-T/10GBASE-LRM(IEEE P802.3aq)/バックプレーンEthernetの相互接続性デモンストレーション,家電アプライアンスの紹介を行う。

 Ethernet Allianceの設立に参加した企業と組織は以下の通り。3Com社,米ADC Telecommunications,米Agere Systems,米Applied Micro Circuits(AMCC),米Aquantia,米Broadcom,米Force10 Networks,米Foundry Networks,Intel社,ローレンスバークレー国立研究所,パイオニア,カナダQuake Technologies,Samsung社,Sun社,イスラエルTehuti Networks,Tyco Electronics社,ニューハンプシャー大学相互接続性研究所(UNH-IOL),米Xilinx。

 なお,米メディア(InfoWorld)は,Ethernet Allianceのメンバー種別を,投票権と議長権を持つPrincipal(年額会費1万ドル),議長兼を持つparticipating(同5000ドル),会議に参加するだけのsustaining(同2500ドル)の3種類と報じている。

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