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 米特許商標局(USPTO)は米国時間1月10日に,特許品質向上を目指しオープンソース・コミュニティと協力体制を敷くことを明らかにした。特許審査期間中に,特許審査員はソフトウエア・コードに関するすべての先行技術にアクセスする。

 USPTOの代表者は昨年12月にオープンソース・コミュニティのメンバーと会合し,最初の特許審査プロセスで審査員に有用な先行文献を提供することについて協議したという。その際,USPTOが利用可能な先行技術リソースを向上することで合意した。

 具体的には,USPTOが特定のソフトウエアに関する出願を公布すると通知を発するシステムを開発する。これにより,利害が及ぶ関係者は関連する先行技術を申請することができる。

 また,ソフトウエア特許の品質を測定するための新たな基準策定にも取り組むという。

 なお,次回のミーティングは2月16日に行う予定。

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