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 インドのWiproは米国時間1月17日,2006会計年度第3四半期(2005年10~12月期)の決算を発表した。売上高は前年同期比33%増の6億1700万ドル,純利益は同25%増の1億1800万ドルとなった。また,1株当たり利益は0.08ドルで,前年同期から23%増加した。

 Global IT Services & Products事業の売上高は4億7200万ドルで,前年同期と比べ33%増加した。EBIT(利子,税引き前利益)は1億1500万ドルで前年同期比26%増。また同事業は当期,「これまでで最も多い」(同社)61社の新規顧客を獲得した。

 インド/中東/アジア太平洋のIT Services & Products事業は,売上高が前年同期比19%増の8600万ドル,EBITが同45%増の870万ドルとなった。

 また同社は当期,チップ設計を手がけるオーストリアのNewLogic Technologiesと,支払い処理システムを手がける米mPower Software Serviceを買収した。

 Wipro社CFOのSuresh Senapaty氏は,「取引件数やオフショア・アウトソーシングの増加,そして経営の効率化が,低価格化,ホリデー・シーズンによる稼働率の低下,社員の給与改定などによる影響を相殺できた」と説明する。同社会長のAzim Premji氏は,「安定した売上高を実現できたほか,買収を2件完了させる一方で,営業利益率を向上し,主要な顧客との取引額を増やすことにも成功した。当期の業績は,われわれが次なる成長の段階に入ったことを示している」と述べ,次のように予測した。「1~3月期は,Global IT Services & Products事業の売上高が約5億1000万ドルに達するだろう」。

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