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 米Dellが,英Vodafone GroupのHigh Speed Downlink Packet Access(HSDPA)ネットワークに接続可能なノート・パソコンを英国,フランス,ドイツで販売すると,米国時間1月24日に発表した。Dell社は,HSDPA通信機能を2006年前半よりBOTオプションとして提供する。

 HSDPAは,第3世代(3G)携帯電話方式のDS-CDMA(W-CDMA)を高速化したデータ通信規格で,第3.5世代(3.5G)に分類されることもある。規格上の下り最大通信速度は14.4Mbps。GSMベースのUMTS(最大2Mbps)やGPRS(最大171.2kbps)とも互換性がある。

 なお,米メディア(InfoWorld)は,Vodafone社が2006年なかごろに開始するHSDPAサービスの通信速度を約700kbpsと報じている。Dell社の採用するLSIはVodafone社のUMTS/GPRSサービスに接続可能なので,HSDPAサービスの提供されていない地域でも通信が行えるという。

 さらに同メディアは,富士通と独Siemensの合弁子会社Fujitsu Siemens ComputersがドイツT-Mobile International系のネットワークに対応したパソコンをドイツと米国で販売するほか,中国Lenovo GroupおよびDell社が米Cingular Wirelessと米Verizon Wirelessの通信サービスに応した製品を計画していると伝えた。また米Hewlett-Packard(HP)もVerizon Wireless社サービス対応の製品を計画しているという。

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