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 米Microsoftが米国時間1月23日に,Webおよび「Windows Vista」向けグラフィックス・ツール製品系列「Microsoft Expression」のユーザー・インタフェース(UI)設計ツール「Expression Interactive Designer」(開発コード名は「Sparkle」)とペイント/ドロー・ツール「Expression Graphic Designer」(同「Acrylic」)について,コミュニティ技術プレビュー2006年1月(January 2006 CTP)版を公開した。

 Microsoft社のWebサイト(Expression Interactive DesignerExpression Graphic Designer)から,Windows XP Service Pack 2用の英語版を無償ダウンロードできる。

 Expression Interactive Designerは,Windows Vistaで採用されるアプリケーション・プログラミング・モデル「WinFX」上でUIを作成するツール。ベクトル/ピクセル画像,3次元コンテンツ,ビデオ,テキスト,アニメーションなどを部品として使い,視覚効果の高いUIがデザインできるという。作成したUIはVisual Studioで利用できる。将来版では,Webブラウザやモバイル機器向けのバージョンも用意する。

 Expression Acrylic Graphic Designerは,さまざまな動的視覚効果を提供し,ベクトル・ベースとピクセル・ベースの画像要素を組み合わせてグラフィックスを作成できる。

 さらに同社は,Expression製品系列として,Webサイト向けレイアウト・ツール「Quartz Web Designer」(開発コード名)を提供する予定だ。いずれも,Windows Vistaに搭載予定のプレゼンテーション・サブシステム「Windows Presentation Foundation」(開発コード名は「Avalon」)のファイル形式であるExtensible Application Markup Language(XAML)に対応している。成果物は,Microsoft OfficeとMicrosoft Visual Studioでも扱える。

 Expression Interactive DesignerおよびExpression Acrylic Graphic Designerを使用するには,WinFXランタイム・コンポーネント「WinFX Runtime Components」(January CTP版のダウンロード・ページ)が必要となる。さらにExpression Interactive Designerは,アプリケーション開発環境「Microsoft Visual Studio 2005 Express」(ダウンロード・ページ)を使う。

 なお,米メディア(CNET News.com)は,Microsoft社が3月に開催するデザイナ/開発者/企業ユーザー向けカンファレンスMix 06で,Expressionの最新ビルドを配布すると報じている。

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[発表資料(http://www.microsoft.com/products/expression/en/interactive_designer/id_free_trial.aspx)]
[発表資料(http://www.microsoft.com/products/expression/en/graphic_designer/gd_free_trial.aspx)]