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 米EMCは,2005年第4四半期と2005年通期の決算を米国時間1月24日に発表した。第4四半期は,10期連続の2ケタ台の増収となり,通期とともに過去最高の売上高を記録している。

 第4四半期の売上高は27億1000万ドル。前年同期の23億6000万ドルから15%の増収となった。一時的な費用を除く純利益は,4億900万ドル(希薄後の1株当たり利益は17セント)。前年同期の3億2100万ドル(同13セント)に比べて27%の増益となる。一時的な費用を含めた場合,同期の純利益は1億4800万ドル(同6セント)で前年同期の3億2050万ドル(同13セント)から54%の減益となった。

 同期は,ソフトウエア事業で初めて10億ドルの売り上げを達成し,ミッドレンジ・ストレージ・システムの売り上げも過去最高を記録した。10億ドルを越える研究開発への投資が行なわれ,およそ7億ドルを投じていくつかの戦略的な買収も行なわれている。

 システム収入は13億ドルで,前年同期から19%の増収となった。ソフトウエアのライセンスとメインテナンスからの収入は前年同期から16%の増の10億ドルで最高記録を更新。サービスの売上高も44%増加している。専門サービス,システム・メインテナンス,その他サービスからの売上高は4億300万ドルで4%の増収となった。

 ミッドレンジのストレージ製品が好調で,「CLARiiON」「Centera」「Celerra」ラインの売上高が過去最高となった。NASは前年同期からおよそ50%の増収,「Symmetrix」も19%の増収となった。新しい「DMX」システムは完売となり,Symmetrixの3倍以上の売れ行きをみせた。

 2005年通期の売上高は96億6000万ドルで,前年の82億3000万ドルから17%の増収。純利益は,前年から30%増の11億ドル(1株あたり利益47セント)。一時的費用を除いた場合,1株あたりの利益は前年より47%増の53セントとなった。

 今後の業績見通しとしては,同社は,2006年第1四半期の売上高は25億7000万ドル~25億9000万ドルの範囲,希薄化後の1株あたり利益は14セントを見込む。通期の売上高は111億~113億ドルの範囲,同1株当りの利益としては63~66セントを予測する。

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