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 米Exadelは,企業のオープンソース導入に関して調査した結果を米国時間1月24日に発表した。それによれば,企業は積極的にオープンソースのビジネス・アプリケーションの導入を検討しているが,商用サポートの欠如が大きな障害となっていることが明らかになった。

 同社は,企業のオープンソース導入の傾向は,IT部門に対する経済的負担が原因となっている可能性があると指摘。実際に回答者の66%は,IT部門に対するコスト削減と生産性の向上の圧力が,過去最高の水準に達している答えている。

 オープンソース技術の導入において,企業全体のオープンソースに関する知識が足りないことが問題になっているという。回答者の半数以上(55%)は,「社内におけるオープンソースの知識は限定されている」としている。また,オープンソースを使ってビジネス・ソフトウエアを自社で構築する能力を5段階で評価した場合,44%のITマネージャは2.5以下の評価を下している。

 同社CEOのFima Katz氏は,「企業のIT構造にオープンソースの技術を導入する動機が経費削減なのは,驚くべきことではない。実際に問題となるのは,企業全般に渡り,オープンソースに馴染みがなく,また専門の知識が無いことである」とコメントしている。

 その他の主な調査結果は次の通り。

・「企業の開発プロジェクトにおいて経費削減と生産性の向上の実現を支援するものは何か」という問いに,50%は「プロダクティビティ・ツールの追加導入」,43%は「コンポーネントの利用」を挙げている。
・オープンソース技術の導入に関する一番のリスクと問題点として,43%は「利用できる商用サポートの欠如」を挙げている。
・40%は,導入の一番の問題点として「企業のオープンソースに対する知識の欠如」と回答。
・44%の回答者は,統合ソフトウェア開発環境(IDE)である「Eclipse」を利用している。

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