米Microsoftは米国時間1月26日に,2006会計年度第2四半期(2005年10~12月期)の決算を発表した。売上高は前年同期比9%増の118億4000万ドルで,過去最高を記録。純利益は36億5000万ドル(希薄化後の1株当たり利益は0.34ドル)で,前年同期と比べ5%増加した。

 営業利益は前年同期比2%減の46億6000万ドル。主要製品リリースに向けた営業,マーケティング,製品開発に大幅な費用がかかったことが影響したという。

 Microsoft社CFOのChris Liddell氏は「当期は中核事業が健全に伸びており,サーバー/ツール部門が牽引した。また,広範なパソコン市場でWindowsクライアント製品が好調だった。当期は重要な製品サイクルの開始時期でもあり,『Xbox 360』『SQL Server 2005』『Visual Studio 2005』『Microsoft Dynamics CRM 3.0』を投入。いずれも顧客から良い反応を得ている」と述べた。

 サーバー/ツール部門の売上高は前年同期比14%増加し,すべての製品ラインが強い伸びをみせた。特にSQL Serverの収入は同20%を上回る成長をみせた。同社COOのKevin Turner氏によれば「顧客企業からのデスクトップ製品およびサーバー製品に対する需要が特に高かった」。

 ちなみに同社は昨年10月27日に行った2006会計年度第1四半期(2005年7~9月期)決算報告の際に,当期の業績予測を「売上高は119億~120億ドル,希薄化後の1株当たり利益は32~33セント」としていた。 米メディアの報道(CNET News.com)によると,同社は当期の売上高が予測を下回った要因として,部品不足にみまわれたXbox 360の収入が期待より少なかったこと,MSN事業も目標にわずかに届かなかったなどを挙げた。

 また同社は今後の業績見通しについても発表した。2006会計年度第3四半期(2006年1~3月期)は,売上高を109億~112億ドル,営業利益を45億~46億ドル,希薄化後の1株当たり利益を0.32~0.33ドルと予測。2006会計年度通期(2005年7月~2006年6月期)に関しては,売上高が440億~445億ドル,営業利益が179億~183億ドル,希薄化後の1株当たり利益は1.28~1.31ドルと見込む。

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