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 米Sprint Nextelは同社ユーザーの通話記録を不正に入手および販売したとして,1st Source Information Specialists社を提訴した。Sprint Nextelが米国時間1月27日に明らかにしたもの。

 1st Sourceは,オンラインでデータ販売を行う4つのWebサイト(www.locatecell.com,www.celltolls.com,www.datafind.org,www.peoplesearchamerica.com)の親会社。

 Sprint Nextelは,1st Source社が自身の情報を探しているユーザーになりすますなどの詐欺的手法を使って通話記録や電話番号を入手したと主張。この行為がSprint Nextelの顧客のプライバシを侵害しているとして,一時的および恒久的な業務差し止め命令を下すようフロリダ州の裁判所に要請した。

 「顧客の機密情報を保護することは当社の最大の優先事項だ。プライバシーに対するいかなる脅威も即刻排除することを確実なものとするために,当社は法的行為を行う」(Sprint Nextel通信管理担当バイス・プレジデント兼最高プライバシー責任者のKent Nakamura氏)

 なお,米メディアの報道(InfoWorld)によると,米Cingular Wirelessや米Verizon Wirelessも,1st Sourceに対して同様の訴訟を起こしている。

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