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 米Time Warnerは米国時間2月1日に,2005年第4四半期と通期の業績を発表した。第4四半期の売上高は前年同期比7%増の118億8700万ドル。純利益は13億6600万ドル(希薄化後の1株あたり利益は29セント)で,前年同期の11億2700万ドル(同24セント)から増収増益となった。

 営業利益は,前年同期比37%増の22億ドル。減価償却費控除前の調整後営業利益(OIBDA)は,Networks事業,Filmed Entertainment事業,Cable事業,Publishing事業が2ケタ成長したことを受け29億ドルで18%の増益となった。

 事業別にみた場合,AOL事業の売上高は前年同期比8%減の20億ドル。Cable事業は同13%増の25億ドル,Filmed Entertainment事業は36億6240万ドル,Networks事業が24億3900万ドル,Publishing事業が17億2700万ドルだった。

 2005年末時点における,米国のAOLサービス会員数は1950万人。前期より62万5000人減,前年同期より280万人減となっている。欧州の現会員数は60万人。前期から10万8000人減り,前年同期から28万7000人減少した。

 同社は,前年1月に開始した125億ドル分の株式買い戻しプログラムを通じて,2005年末時点で30万ドル分の株式の買い戻しに成功している。

 2005年通期の売上高は,前年比4%増の437億ドル。低迷が続くAOL事業以外のすべての事業が成長した。純利益は29億ドル(希薄化後の1株あたり62セント)。前年の34億ドル(同72セント)から減益となった。

 事業別にみた場合,AOL事業の売上高は前年比5%減の83億ドル。広告収入は同33%増加したが,サブスクリプション収入の同10%減少に相殺されたかたちとなった。Cable事業は同12%増の95億ドル,Filmed Entertainment事業は119億ドル,Networks事業が96億ドル,Publishing事業が58億ドルだった。

 営業利益は,法定準備金など一時的な経費の影響を受け,同年は45億ドル(前年は62億ドル)となった。OIBDAは,前年の99億ドルから8%増の107億ドルだった。

 2006年通期については,OIBDAが同年通期の103億ドルと比べ,1ケタ台後半の成長率になるとの予測を明らかにしている。

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