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 米Microsoftが,ITアクセスの機会に恵まれない人のITスキル向上を支援するプログラム「Unlimited Potential」(UP)に2520万ドルを追加出資する。ポルトガルのリスボンで開催されている「Microsoft Government Leaders Forum(GLF)Europe 2006」で,同社が現地時間2月1日に明らかにしたもの。

 UPはMicrosoft社が2003年5月に開始したプログラムで,今回の出資は6回目。これにより,同社がUPを通じて提供する現金およびソフトウエアの合計金額は1億5200万ドルにのぼる。UPでは,世界各地で基本的な技術スキルや職業トレーニングを提供している。今回の助成金は64カ国にわたる126の非営利団体に支給し,3万6000カ所の新規/既存地域技術学習センター(CTC)で,1500万人以上の人々が恩恵を享受できるようにする。

 一例として,ポルトガルの繊維衣類産業技術センター(CITEVE)と連携し,同産業の従事者約3000人を対象に3年間の訓練プログラム「Technology,Innovation and Initiative」(TII)を実施する。そのほか,フランス,中南米,スリランカ,米国などでも同様の活動を行う。

 「トレーニングや技術スキルを身につけることは,就業機会を得る上で非常に重要な要因となる。欧州での失業者は,政府機関にとっても深刻な問題であり,我々のUP助成金は,新たなスキルを必要としている人々を効果的に支援することになる」(同社会長兼チーフ・ソフトウエア・アーキテクトのBill Gates氏)。
 
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