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 米Amazon.comは米国時間2月2日に2005年第4四半期および通期の決算を発表した。第4四半期の売上高は29億8000万ドルで前年同期の25億4000万ドルと比べ17%増加。純利益は1億9900万ドル(希薄化後の1株当たり利益は0.47ドル)で前年同期の3億4700万ドル(同0.82ドル)から大幅に減少した。当期の営業利益は1億6500万ドルで,前年同期の1億6200万ドルと比べ1%の微増。

 ちなみにアナリストの予測(米メディアの報道)は,売上高が30億8000万ドル,1株当たり利益は0.21ドルだった。

 なお,当期の純利益に含まれる所得税関連の還付金は3800万ドル。前年同期の純利益に含まれる所得税関連の還付金は2億3900万ドルで,主に繰延税金資産の処理に伴うもの。

 当期における北米事業(米国,カナダ)の売上高は16億8000万ドル(前年同期比21%増),海外事業(英国,ドイツ,フランス,日本,中国)の売上高は12億9000万ドル(同13%増)だった。海外事業が同社の売上高全体に占める割合は45%となり,前年同期から1ポイント拡大した。

 同社設立者兼CEOのJeff Bezos氏によると,会員制プログラム「Amazon Prime」の登録が2005年11月から12月にかけて2倍以上拡大した。同プログラムは年会費79ドルを支払うと,購入商品を2日以内で無料配達してもらえる。購入価格の下限設定はなく,Amazon.comサイトで販売している100万点以上の商品に適用できる。同じ住所の家族4人まで同一アカウントを共有可能。

 2005年通期の売上高は84億9000万ドルで前年の69億2000万ドルから23%増加した。純利益は3億5900万ドル(希薄化後の1株当たり利益は0.84ドル)で,前年の5億8800万ドル(同1.39ドル)から減少した。営業利益は4億3200万ドルで,前年は4億4000万ドルだった。

 また同社は今後の業績見通しについても明らかにした。主な予測は以下の通り。

・2006年第1四半期の売上高は21億4000万~22億9000万ドル(前年同期比13~20%増)の範囲

・2006年第1四半期の営業利益は7000万~1億500万ドル(前年同期比35~3%減)の範囲

・2006年通期の売上高は98億5000万~104億5000万ドル(前年比16~23%増)の範囲

・2006年通期の営業利益は3億7000万~5億1000万ドル(前年比14%減~18%増)の範囲

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