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 米Novellは,Linux上で3次元(3D)レンダリング・ハードウエアを利用可能とするグラフィックス・サブシステム「X over OpenGL(Xgl)」を公開した。Novell社が米国時間2月7日に明らかにしたもの。ソースコードは,オープンソース・プロジェクトfreedesktop.orgのWebサイトから無償でダウンロードできる。

 Xglを使用すると,グラフィックスAPIであるOpenGL経由でグラフィックス・アクセラレータなどの機能を利用し,Linuxデスクトップのユーザー・インタフェースに3D/透過/アニメーション表示といった「豊かな視覚効果」(同社)を付加できる。Xglと連携するウィンドウ・マネージャ「Compiz」を使えば,さまざまな視覚効果を実現するプラグインの開発が容易に行えるという。「XglとCompizにより,Linuxのデスクトップ・グラフィックス機能をあらゆるOSのなかで最も進んだものに変える」(Novell社Linuxデスクトップ技術担当副社長のNat Friedman氏)

 同社によると,米Hewlett-Packard(HP),カナダATI Technologies,米MozillaがXglへの対応を表明したという。

 なお米メディア(internetnews.com)は,米Intel,米NVIDIAといったグラフィックスLSIメーカーもXglに関心を示していると報じている。

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