米EDSが米国時間2月8日に,2005年第4四半期と通期の決算を発表した。第4四半期の売上高は前年同期から1%増の51億5000万ドル。純利益は1億1200万ドル(1株あたり利益は21セント)で前年同期の5300万ドル(同10セント)から2倍以上の増益となった。

 一時的な要因の影響を除いたPro formaベースの純利益は1億3100万ドル。前年同期の1億5200万ドルから減益となった。1株あたり利益は25セントで事前予測の21セントを上回った。同期の受注額は53億ドルに達し,前年同期の37億ドルから45%増加した。オランダのRoyal Aholdと米United Airlinesから5億ドルを越えるITサービス契約を獲得したほか,スペインのla Caixaや米Sprint Nextelとの契約も更新している。かつての親会社である米General Motors(GM)からの売り上げは4億6300万ドルで前年同期から10%減少した。それ以外の売り上げは46億8000万ドルで3%の増収となった。

 地域別でみると,アジア太平洋地域の売上高は,前年同期から19%増の3億4600万ドル。営業利益は2900万ドルで黒字に転じた。北中南米は営業利益が10%増加し,売上高は前年と同レベルの24億2000万ドルだった。欧州/中東/アフリカの売上高は,英国防省との契約がけん引して3%増の16億2000万ドル。同契約への投資が膨らんだため,営業利益は8%減となっている。米海軍海兵隊のイントラネット・プログラム(NMCI)からの売上高は2億2400万ドルで前年同期の1億7100万ドルから増収となった。

 通期の売上高は198億ドルで前年の199億ドルから小幅な減収。純利益は1億5000万ドル(1株あたり利益は28セント)で前年の1億5800万ドル(同32セント)から減収。通期の受注額は205億ドルで前年の143億ドルから42%増加した。同社は,第1四半期の見通しとしてPro formaベースの1株あたり利益を10~15セント,売上高は47~48億ドルを見込む。また,通期では,Pro formaベースの1株あたり利益を1.05~1.15ドル,売上高を200~205億ドルの範囲と予想している。

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