米Microsoftは米国時間2月9日,今後3年で10億ドル超をかけて,本社のレッドモンド・キャンパスを拡張すると発表した。2009年6月までに310万平方フィート拡大する。
同社は2005年5月に,15~20年をかけてレッドモンド・キャンパスを拡張する開発協定をレッドモンド市と結んでいた。今回この計画を早め,約半分を2009年までに実現する。
「ゲーム,エンターテインメント,検索,モバイル,ビジネス・アプリケーションなどの主要市場に,同社の製品ポートフォリオを急速に拡大していることから,レッドモンド・キャンパスの拡張は必要不可欠となっている」(同社)
今回の拡張では,新たに14棟の建物を追加する。そのうち7棟は買い取り物件で,残りの7棟は新設する。「約1万2000人の従業員を収容できる」(同社)。
また同社は拡張に伴い,今後3~5年で3500万ドルを投資し,レッドモンド周辺の交通インフラ整備を行う。
◎関連記事
■米Microsoft,インターネット関連の応用研究所「Live Labs」を開設
■Microsoftがヨーロッパの研究組織の人員を倍増
■米Microsoft,世界90カ所でソフト産業振興に向けた活動拠点を開設へ
■米Microsoft,広告技術研究所「adLab」を中国に開設
■米Google,ブラジルとメキシコに新オフィスを開設
■米Googleが中国にR&Dセンターを新設,元米Microsoft幹部をトップに採用
■米Yahoo!がスペインとチリに研究センターを開設,焦点はWeb検索および情報抽出
■米Ask Jeevesがイタリアに研究センターを開設,「欧州での研究開発の拠点に」
[発表資料へ]