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 米Microsoftは,小企業向けオンライン・アプリケーション・サービス「Microsoft Office Live」のベータ版を提供開始する。Microsoft社が米国時間2月15日に明らかにしたもの。正式版で有料化されるサービス・メニューも含め,ベータ版ではすべてのメニューを無料で提供する。

 Office Liveは,従業員10人以下の小規模企業がインターネットを介して業務用アプリケーションを利用できるようにするサービス。ドメイン名割り当て,Webサイト,電子メール・アカウントを提供するほか,Microsoft Office Word,Excel,PowerPoint,Outlook,Small Business Edition,Live Meetingとも連携できる。広告入りの無料メニューから,各種業務用アプリケーションが利用可能な有料メニューなど,3種類のメニューを用意する。各メニューの概要は以下の通り。

・Microsoft Office Live Basics:
 広告入り無料サービス。ドメイン名,電子メール・アカウント5個(各アドレスの記憶容量は2Gバイト),Webサイト(記憶容量は30Mバイト),ドラッグ&ドロップで操作可能なWebサイト構築ツール,Webサイトのアクセス状況計測ツール「Microsoft Office Live Site Reports」が利用できる

・Microsoft Office Live Collaboration:
 既にWebサイトを開設している小企業向けの有料サービス。Webベースのコラボレーション・ソフトウエア「Microsoft Windows SharePoint Services」をベースとする業務管理ツールを用意しており,顧客管理,プロジェクト管理,販売/マーケティング管理,人事管理などの機能が利用できる
・Microsoft Office Live Essentials:
 包括的な有料サービス。ドメイン名,電子メール・アカウント50個(各アドレスの記憶容量は2Gバイト),Webサイト(記憶容量は50Mバイト),Microsoft Office Live Basicsと同じWebサイト構築ツールに加え,Webサイトのアクセス状況計測ツールが利用できる

 当初ベータ版は紹介制とし,米国企業のみに提供する。米国以外では,2006年終わりごろ利用可能とする予定。正式版はいずれのメニューも2006年の終わりごろ提供できると見込む。

 なお米メディア(CNET News.com)は,Microsoft社が有料メニューの価格を月額50ドルまでに抑えたいと述べたと報じている。また別の米メディア(internetnews.com)は,Microsoft社のオンライン・サービスに関する動向を扱っているブログLiveSide.netに,「Office Live CollaborationおよびEssentialsの料金は月額29.95ドルから」という内容の記事が投稿されたと報じている。

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