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 XML関連の標準化団体Organization for the Advancement of Structured Information Standards(OASIS)のメンバーは,Webサービス向けセキュリティ仕様の新版「WS-Security version 1.1」をOASIS標準(OASIS Standard)として承認した。OASISが米国時間2月15日に明らかにしたもの。

 WS-Securityは,既存のセキュリティ技術を基盤に採用し,Webサービス・メッセージ交換の安全確保につながる業界標準を提供するための仕様。メッセージの正真性と機密を保つセキュリティ機能で,より高いレベルのWebサービス・アプリケーションの実現を目指すという。

 新版の強化点について,米IBMのKelvin Lawrence氏(技術委員会OASIS Web Services Security Technical Committeeの共同議長を務めた)は,Kerberos用プロファイルの追加と,OASIS標準のシングル・サインオン仕様Security Assertion Markup Language(SAML),SOAPメッセージ用のデータ添付仕様SOAP Messages with Attachments(SwA),権利記述言語Rights Expression Language(REL)への対応を挙げた。

 WS-Security v1.1の策定に協力した主な企業は以下の通り。米Actional,米Adobe Systems,米AmberPoint,米BEA Systems,米BMC Software,米CA(旧社名はComputer Associates International),米EMC,米Forum Systems,富士通,米Hewlett-Packard(HP),日立製作所,IBM社,米Intel,米Microsoft,米Neustar,フィンランドNokia,米Oracle,米Reactivity,米RSA Security,ドイツSAP,米Sun Microsystems,米Tibco Software,米VeriSign。

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