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 米Microsoftは米国時間2月16日,アンテナ・メーカーの米KVH Industriesとの提携と通じて海上から高速インターネット接続を利用できるサービスを発表した。MSN TVサービスのユーザーは,KVH社のモバイル・インターネット受信機「Mobile Internet Receiver」によって航海中の船舶からテレビを使ってインターネットに接続できるようになる。

 KVH社のモバイル・インターネット受信機はEVDOデータ・モデムを内蔵し,400K~700Kビット/秒の接続を提供。最大2.4Mビット/秒の伝送速度に対応する。インターネット接続は,大手携帯事業者が提供する既存のブロードバンド・サービスを利用する。EVDOが利用できない場合には,自動的に標準の1xRTTデータ・サービスに切り替えられる。1xRTTの上りと下りの最大速度は144Kビット/秒,通常速度は50K~80Kビット/秒となる。

 同受信機はWiFi出力機能も備えており,ホットスポットとしての役割も果たす。そのため,WiFi対応ノート・パソコンやその他の製品でインターネットに接続できる。船上のどこからでもWebブラウザ,電子メール,インスタント・メッセージなどが利用できるようにMicrosoft社はワイヤレス・キーボードも提供する。

 船舶がEVDOのサービス範囲を超えた場合には,KVH社が提供する衛星通信システム「TracPhone」を利用してブロードバンド接続をすることもできる。

 ハードウエアとサービスは,同年中旬に提供開始が予定されている。価格は発売の時点で発表される。

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