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管理者向けツール群に追加されたロックダウン・エディタ「Pessulus」
管理者向けツール群に追加されたロックダウン・エディタ「Pessulus」
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 デスクトップ環境「GNOME」の次期版は,パフォーマンス向上を図り,管理者向け機能を拡充する。GNOMEプロジェクトが,「GNOME 2.14」の新機能に関する情報をWebサイトに公開した。GNOME 2.14は3月15日にリリースする予定。

 この情報は,GNOMEの開発者であるDavyd Madeley氏が同サイトに寄稿したもの。Madeley氏は自身のブログで「(GNOMEサイトで紹介した)これら機能は,リリース段階ではないためエラーを含んでいる可能性があり,最終的に変更することもありえる」と注意を加えている。

 GNOME 2.14では,管理者向けツール群「GNOME Admin Suite」にロックダウン・エディタ「Pessulus」を追加した。管理者はPessulusを用いることで,GNOMEデスクトップにある特定の機能を無効にできる。「ユーザーにパネルの編集やコマンドラインの使用を許可したくない企業やインターネット・カフェといった環境で役に立つ」(Madeley氏)。

 「Sabayon」はユーザー・グループのプロファイルを作成し,そのグループに対する基本あるいは要件設定を可能にする。プロファイルの実装や編集は手軽に行える。

 そのほか,パフォーマンス強化として,フォント・レンダリング速度を向上し,新たなメモリー・アロケータ「GSlice」を採用した。GSliceは「Linuxカーネルのslabアロケータとよく似ている」(Madeley氏)という。また,ファイル・マネージャ「Nautilus」とヘルプ・ブラウザ「Yelp」で検索機能を拡充した。

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[GNOMEサイトに掲載の新機能情報]