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 米Transmetaが,2005年第4四半期と通期の決算を米国時間2月23日に発表した。第4四半期の売上高は1330万ドルで,1200万~1300万ドルの範囲としていた事前予測を上回り,前年同期の1120万ドルより増えた。純損失は210万ドル(1株当たり損失は0.01ドル)で,前年同期の純損失2810万ドル(同0.15ドル)に比べ改善した。

 2005年通期の売上高は7270万ドルで,前年の2940万ドルに対し147%の増収。このうちライセンスとサービスによる売上高は4810万ドルで,前年の1070万ドルに比べ351%という大幅な伸びを記録した。純損失は620万ドル(1株当たり損失0.03ドル)で,前年は純損失1億680万ドル(同0.61セント)だった。

 現在の状況について,Transmeta社は「ビジネス・モデルの移行が順調に進んでいる」と説明する。「(2005年は)売上高を2倍以上に拡大し,約1億ドルも損失を縮小した。米Microsoftやソニーといった集客力のある企業とも契約を結ぶことができた」(Transmeta社社長兼CEOのArthur L. Swift氏)

 ただしTransmeta社は,香港CulturecomとCrusoe関連資産の売却およびライセンス契約について合意していたが,2006年2月に米国政府の技術輸出規制を理由に関係解消を発表している(関連記事Transmeta社の発表資料)。

 また同社は,2006年通期の業績見通しについても明らかにした。それによると,売上高は6000万~7200万ドルの範囲で,ライセンスおよびサービスによる収入の割合が多いという。純損失は1800万ドル(1株当たり損失は0.09ドル)~1200万ドル(同0.06ドル)と見込む。

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