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 米In-Statは米国時間2月27日,米企業における無線サービスの利用に関して調査した結果を発表した。それによれば,これら企業における無線予算は,およそ3分の2が音声サービス,3分の1がデータ・サービスに割り当てられている。しかし,大規模な企業ではこの差が狭まり,それぞれ56%と44%となっていることが明らかになった。

 調査によれば,企業の音声サービスの費用は月平均87.74ドルだった。中小規模企業では大きく低下しているのに対して大規模な企業では多少上昇しているという。無線通信事業者を選択する際には,サービス品質,価格,範囲以外にも,柔軟な課金オプションといった要素が判断材料となっている。また,大規模な企業ではサービス品質保証契約(SLA:Service Level Agreement)の重要性が増しているこという。

 プロバイダ別にみると,メインのプロバイダとして米Verizon Wirelessを利用している企業顧客のサービスに対する満足度が高かった。一方,米Sprintと米T-Mobileをメインのプロバイダとする顧客の満足度は低く,プロバイダを変更する可能性が高いと回答している。

 その他にも,企業における無線データ・サービスの利用が増加していることが分かった。回答者の93.5%は企業内でサービスを利用しており,これらの企業では平均48%の従業員が同サービスを利用できる状態にあるという。

 同社は,米企業の600人を超える無線技術に関する意思決定者に対して行なわれた。

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