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 米Dell,米EMC,米Intel,米LSI Logicなどは,エントリ・クラス外付けストレージ製品の標準インタフェースに関する非営利の業界団体「Storage Bridge Bay Working Group(SBB)」を設立した。4社が米国時間3月6日に明らかにしたもの。

 SBBの設立には,米Adaptec,米Applied Micro Circuits(AMCC),米Aristos Logic,米Astute Networks,米Dot Hill Systems,米Neterion,米RASILIENT Systems,米Seagate Technology,英Xyratexも参加した。

 SBBは,iSCSIやSerial Attached SCSI(SAS),仮想テープ・ライブラリなどの技術を手がける。当初,外付けディスク・サブシステム技術の標準化を目指し,各種仕様の策定と普及を中心に活動していく。

 具体的には,JBOD,RAID,iSCSI,ファイバチャネル対応SAN,NASなどを対象とし,ストレージ・アレイとコントローラ・カード間の物理的および電気的インタフェースを定義する。これにより,SBB仕様に準拠したストレージ・アレイ製品は,相互接続が可能となる。

 独立系ハードウエア・ベンダー(IHV)やシステム・ベンダーにとっては,単一のコントローラで多様な外付けディスクの制御が可能となり,開発コストなどの削減が期待できる。SBB会長のBill Dawkins氏は「これまでエンタープライズ・クラスの製品でしか利用できなかった高度なストレージ機能を,より多くの顧客に提供できる」とする。

 SBBは,カリフォルニア州サンフランシスコで開催されるIntel社の開発者向け会議Intel Developer Forum(IDF)で,3月8日にSBB仕様に関するディスカッションを行う。

 なお米メディア(internetnews.com)は,SBBのモジュラ型バックプレーン・コネクタ仕様で28台のハード・ディスク装置,複数の冗長化ブリッジ・コントローラ,1個の冗長化管理インタフェースをカバーできると報じている。

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[発表資料(PDF形式)]