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 米Cisco Systemsは米国時間3月6日,音声/データ/ビデオ通信の統合を可能にする中小企業向けシステム「Cisco Unified Communications」を発表した。社内の通信システムをITインフラに統合し,電子メール,音声,ファクスなどによるやり取りを,さまざまな固定端末やモバイル機器から行えるようにする。

 Unified Communicationsは,Cisco社が2005年9月に発表した中小企業向け通信システム「Business Communications Solution」の拡張機能。同社が推進するアーキテクチャ「SONA(Service-Oriented Network Architecture)」を基盤とし,リアルタイム通信のためのオープンで拡張可能なプラットフォームを提供する。

 ノート・パソコンの無線機能を使って,音声通話と同じくらい容易にビデオ通話を行える。また,単一のインタフェースを介して,電話,電子メール,インスタント・メッセージ(IM),音声やビデオ会議などにアクセスできる。

 同システムでは,複数の通信アプリケーションを使ったリアルタイム通信を支援する「Unified Personal Communicator」,ユーザーの在籍と通信に関する情報を管理する「Unified Presence Server」,顧客とのコミュニケーション向上を支援する「Interaction Analyzer」などを提供する。

 「Unified CallManager 5.0」「Unified CallManager Express 3.4」「Survivable Remote Site Telephony(SRST) 3.4」では,SIP(Session Initiation Protocol)へのネイティブ・サポートを追加した。

 またCisco社は,コラボレーション製品の相互接続性確保について米Microsoftとの提携を同日発表した。Microsoft社の「Office Communicator 2005」および「Office Live Communications Server 2005」と,Unified Communicationとの連携を実現するための機能を今年8月より提供する。

 さらに同社は米IBMと提携し,Unified CallManager 5.0とIBM社の企業向けIPプラットフォーム「Lotus Sametime 7.5」の統合を可能にするプラグインを提供する。SIPを利用することで,両社のプラットフォーム間で在籍情報の共有が可能になり,社内の通信を効率的に行えるという。

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