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 中国のAnalysys Internationalは,2005年における中国の携帯電話向け付加価値サービス(VAS)市場について調査した結果を,現地時間3月6日に発表した。それによると,2005年の同市場は年間平均成長率44.45%で拡大して483億1300万元に達したという。

 市場の売上高をカテゴリ別にみると,第2世代(2G)サービスからの売上高が416億3000万元でVAS市場全体の86.16%を占めた。2位は第2.5世代(2.5G)サービスの66億9000万元で全体の16.84%だった。

 同年のVAS市場は,Coloring Ring Back Tone(CRBT,彩鈴:呼び出し音の代わりに自分で音楽などを設定可能)とWAPが急成長した。CRBTの伸びは顕著で前年から357.21%増の30億7000万元。WAP市場も前年から85.62%増の24億8000万ドルに成長した。VASの利用者は急増しており,CRBTサービスの加入者は年間平均151.73%で拡大して5538万人に達している。MMS(Multimedia Messaging Service)の加入者も前年比140%増の1680万人に達した。

 中国のVAS市場では,総売上高の56%がトップ10のサービス・プロバイダに集中している。しかし,同市場の急成長によって多数の中小規模サービス・プロバイダが参入したため,市場の集中化は2004年と比べて緩和されているという。

 同社は,同年の市場成長が新規加入者によってもたらされたものであり,ARPU(加入者1人あたりの月間売上高)の向上によるものではないと指摘。2006年は,競争の激化により通信事業者は市場戦略を「製品中心」から「ユーザー中心」に移行させると予想している。

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