米Microsoftは米国時間3月13日，同社のIMサーバー「Microsoft Office Live Communications Server（LCS）2005」向けのSIP拡張機能に関して，米RADVISIONとライセンス契約を結んだことを明らかにした。RADVISION社は自社のツールキットと同拡張機能を組み合わせ，サード・パーティ開発者に提供する。2006年後半の提供開始を予定している。
Office LCS 2005向けSIP拡張機能は，RADVISION社のツールキット「RADVISION SIP」「SIP Server」「Videophone SIP」のアドオンとして提供する。業界標準のSIP for Instant Messaging and Presence Leveraging Extensions （SIMPLE）を採用する。
同拡張機能により，サード・パーティ開発者は，ネットワーク，デバイス，システム間の通信機能を向上させられる。IP-PBX，有線／無線向けのIP電話やビデオ電話，SIPプロキシ，Wi-Fi電話，携帯電話などに関する製品を，Office LCS環境に対応させられるほか，IP Multimedia Subsystem（IMS）との互換性を確保できる。
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