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 中国のAnalysys Internationalは現地時間3月13日,中国におけるソフトウエア市場に関して調査した結果を発表した。それによれば,2005年における同市場の売上高は,前年から22.2%増の324億元に達したことが明らかになった。

 カテゴリ別にみると,最も市場シェアが高かったのはアプリケーション・ソフトウエア。市場全体の57.7%を獲得した。次はシステム・ソフトウエアの32%で,サポート・ソフトウエアが10.3%と続いた。売上高は,アプリケーション・ソフトウエア市場が前年の151億元から23.9%増の187億元となった。システム・ソフトウエア市場は104億元に達し,安定した成長をみせた。サポート・システム市場の成長は加速して前年から25.2%の拡大となった。

 業界別では,製造業が全体の16.4%で1位だった。金融業界が15.6%,通信業界が14.1%と続いた。4位には政府関連の12.2%,科学研究と教育関連が8.5%だった。そのほかは,エネルギ,交通,物流,医薬,医療業界を合わせて全体の21.2%となった。

 同社アナリストのLi Meihong氏は「米Microsoftや米IBMといった国外のソフトウエア・ベンダーは,同市場への投資を拡大して国内ベンダーとの協調を深めている。国外ベンダーは,中国におけるローカライズを加速し,さらに中国ユーザーの理解を深めるべきである」とコメントしている。

 また,ソフトウエア・ベンダーに対し,企業市場における取り組みの速度を上げて中小規模の企業からの受注を逃さないように提案している。そのほかにもソフトウエア製品のサービス品質も重要な要因になると指摘している。

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