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 米Microsoftはワシントン州ベルビューで開催した小企業向け会議「Small Business Summit」で米国時間3月14日に,小企業向けの融資プログラム改訂やPOSソフトウエア「Microsoft Point of Sale」,サーバーおよびクライアント向けOSなどを発表した。

 Microsoft社は「小企業が容易にハードウエアやソフトウエア,サービスを購入できるようにするため」(同社),融資プログラム「Microsoft Financing」の対象とする購入金額の下限を,これまでの1万ドルから3000ドルに引き下げた。これにより,より多くの小企業が36カ月ローンの適用を受けられるという。90日間の延納制度の適用下限額も,従来の1万ドルから3000ドルに下げた。さらに,3月31日に終える予定だったこの延納制度を,6月30日まで延長する。

 同社は小企業向けとして,以下のソフトウエアやサービスを提供する。

・Microsoft Point of Sale:
 小企業向けのPOSソフトウエア。米Best Buyの店舗で単体ソフトウエアとして販売するほか,カシオ計算機のハードウエアと組み合わせたパッケージも用意する(関連記事

・「Windows Small Business Server(SBS)2003 R2」:
 サーバー向けOSのアップデート版「Windows Server 2003 R2」の中小企業向けパッケージ。2006年第2四半期に出荷を開始する予定(関連記事

・「Technology Upgrade Program」:
 Windows SBS 2003 SP1のStandardまたはPremium Editionのユーザーに,Windows SBS 2003 R2へのアップグレード・メディア・キットを送料および手数料のみで提供するサービス。2006年3月1日から期間限定で実施する

・「Windows Vista Business」:
 Windows OSの次版「Windows Vista」の企業向けエディション。2006年終盤に利用可能とする予定

・「Open Value」:
 小企業向けのボリューム・ライセンス・パッケージ。「Microsoft Office Small Business Edition」「Microsoft Small Business Server 2003 Client Access License」「Microsoft Windows XP Professional」などを含むほか,Eラーニング,従業員向け購入プログラム,サポートなどのサービスを,約28%の割り引き価格で提供する

 さらに同社は,小企業によるIT導入を支援するため,コミュニティの運営なども行う。

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[発表資料(概要)]
[発表資料(融資プログラムの改訂)]
[発表資料(Microsoft Point of Sale)]