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 米国のオンライン出版団体Online Publishers Association(OPA)は,2005年における米国消費者のオンライン・コンテンツ購入について,米comScore Networksと共同で調査した結果を米国時間3月14日に発表した。それによれば,同市場の売上高は2ケタ台の成長を達成して過去最高の20億ドルを記録した。また,消費者1人あたりの平均年間支出も100ドルを超えて過去最高となった。

 同社によれば,11種類のコンテンツ部門中8部門で売上高が増加した。その中で「エンタテイメント/ライフスタイル」「ゲーム」「自己啓発」「調査」の4部門が2ケタ台の成長を達成した。デジタル音楽のダウンロード販売の増収にけん引され,エンタテイメント/ライフスタイル部門の増収幅が伸び,売上高は前年から38.8%増の5億7380万ドルを記録した。OPAでは,新しいプレーヤやビデオ・コンテンツにより,この部門の勢いは続くと予想している。

 また,デジタル音楽の波及効果として,コンテンツを購入するごとに支払う単品購入の割合が増加した。同年の調査では,購読型の価格モデルが引き続き優勢だが,単品購入が全体の22%を占めるようになった。この方法による売上高も61%増加している。

 OPAのマーケティング担当副会長のPam Horan氏は「過去5年間において,有料コンテンツの売上高と購入者数が年々増加するのを目にしてきた。現在,有料オンライン・コンテンツのユーザーがネット人口の12%に過ぎないことを考慮すると,引き続き大きな成長機会が存在すると考えられる」とコメントしている。

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