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 米Microsoftは3月21日(米国時間),次期クライアントOS「Windows Vista」の出荷が2006年のホリデー・シーズン商戦に間に合わなくなることを明らかにした。同社内部の情報ソースによれば,Windows Vistaの完成(RTM,Release To Manufacturing)は2006年10月25日になる予定で,従来の出荷計画より2カ月ほど遅れることになる。

 Microsoftは公式発表で,企業向けWindows Vistaのボリューム・ライセンス開始は2006年11月になり,コンシューマ向けWindows Vistaの出荷が2007年1月になると述べている。MicrosoftはWindows Vistaの出荷遅れの理由を,業界のパートナ(パソコン・メーカー)のせいにしている。

 Windows Vistaの開発責任者であるMicrosoft共同社長のJim Allchin氏は「Windows Vistaにとって重要なのは,製品の品質が優れているということと,買ってきてすぐに使えるようになっていることだ。われわれはこの両方を目指しており,開発は順調だ。しかし,多くのパソコン・メーカーが,Windows Vista搭載パソコンをホリデイ・シーズンにリリースするために,より長めのリード・タイムを要求している。そこでわれわれはパソコン・メーカーの要望に応えるために,企業向けとコンシューマ向けの提供時期を分けることにした(訳注:企業向けVistaだけでも2006年内に出すことにしたという意味か)」と語っている。

 Windows Vistaは,元々の開発コード名が「Longhorn」であり,ここ数年来,何度も出荷スケジュールが延期されていた。当初は,Windows XPの後継バージョンがリリースされるのは,2003年内の予定とされていた。